弓場農場での日々

2014/06/13

yuba 240x240 弓場農場での日々ブラジルのサンパウロから北西600キロにある、日系の方々が暮らす弓場農場
旅行者を受け入れていて、農作業などのお手伝いをする代わりに、食事と寝床を提供してもらえるため、長期の旅人には有名なスポットです。
コミュニティでの生活に興味があり、出発前から行きたいと思っていました。

私たちが滞在したのは5月下旬~6月上旬の約二週間。
ちょうどワールドカップ前で通常時より旅行者の数が多く、男女合わせて約20名いました。
長い人では1年以上という人もいましたが、だいたい1ヶ月くらい滞在する人が多かったようです。

弓場農場へのアクセスはこちら>>

弓場農場は、「耕し、祈り、芸術する」共同農場。
旅行者も、弓場の方々と同じリズムで生活しながら、農作業などのお手伝いをします。

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食堂前の広場


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食堂



●朝6時・・・朝食
角笛の合図、そして犬たちが笛の音に誘われて吠える音が朝の合図。
食堂へ向かい、「主の祈り」とともに黙とうをささげ、朝ごはんをいただきます。

ごはん、パン、漬物、コーヒー、温かいミルク、ヨーグルトなどが揃い、好きな物を食べられます。
パンを炭火で焼き、自家製ジャムを塗って食べるのが大好きでした。

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炭火で焼くパンが絶品


●朝7時~10時半・・・午前中の作業
朝ごはんが終わると、午前中の作業へ。
旅行者は作業着を貸してもらえます。
Tシャツ、ボタンシャツ、ジーパン、頭巾、軍手、長靴は必須アイテム!
全部貸してもらえるので、本当にありがたいです。

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農業スタイルの完成


週に3回、出荷用のオクラの収穫があり、みんなでトラクターに乗って朝日を見ながらオクラ畑へ。

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朝日


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空に向かって生えるオクラ


収穫したオクラを作業場へ持って帰り、パック詰めを行います。
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収穫したオクラたち


●11時・・・お昼ごはん
黙とうのあと、お昼ごはん。
野菜を中心としたおかずが数種類並びます。
どれも本当においしくて、おかわりは当たり前・・・。

午後の作業により集合時間が異なるのですが、私たちがいた時期は、男子は12時半、女子は1時半集合のことが多かったです。
ごはんのあとの時間は、洗濯をしたり、ゆっくり休んだり、お箸を作る(やすりで削る)作業をしている子たちもいました。

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豚の脂で作られた洗剤を使って洗濯


●1時半~4時半・・・午後の作業
私がいた時期は、女子はグヤバ(グアバ)の畑へ行き、果実を鳥から守るために新聞紙で包む作業をよくしました。
日差しが強いので、日焼け対策は必須!

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誰が誰だか分からない状態・・・


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トラクターで畑へ


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グヤバの木を囲んで、黙々と作業


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こんな感じで実を包みます


作業が終わると、トラクターに乗って帰ります。

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景色がよくて気持ちいい!


男性は主に力仕事が多く、カボチャ収穫したり、畑の雑草を取り除いたり、家の解体する作業などをしていました。

また、稲刈りもしました。
とても暑い日だったこともあり、慣れないカマを持って稲を刈っていく作業はかなりきつかったです。

私は少しアレルギーがあったのか、途中から鼻水が止まらなくて大変でした。
人によってはひどいアレルギー症状が出て、畑に入れなくなる人もいるそうです。


●午後6時15分・・・夜ごはん
黙とうのあと、夜ごはんです。

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カレー


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トンカツ


トンカツは、衣にマンジョカ(芋)の粉が使われていて、サクッとしていて本当においしかったです。
カレーは、幸運にも滞在中に2回も食べることができました。

カレーもトンカツも、家畜の豚の肉が使われていました。
豚の屠殺を見学したとき、鼻を切り取るときやお腹を開くときには、見たことない光景に少し怖い気もしましたが、鮮やかな手さばきにむしろほれぼれしてしまいました。

中学生くらいの男の子も、ときに父親にアドバイスを受けながらも、器用にナイフを使っていて、なんだかとても「生きる力」の強さを感じた瞬間でした。


3度の食事に加え、日曜には午後に「カフェー」の時間もあります。
カステラやおまんじゅう(六角焼)、ピロシキなど、手作りのおやつが並び、お昼ごはんを食べたあとだというのに、不思議とパクパク食べられてしまいます・・・。

日曜日は作業もないので、ゆっくり寝て、ひたすら食べるだけという生活。

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この日のおやつは、ラスク・六角焼・おにぎり


夕食のあとは自由に過ごします。
7時になるとお風呂の準備ができるので、温かいお湯につかることができます。

私たちが着いた最初の週は、寒い日が続いたので、お風呂につかって温まってから寝られるのがありがたかったです。
シャワーもあるので、作業のあとすぐにシャワーで汗を流すこともできます。


ある日は、キッチンのお手伝いに入りました。

この日はジャム作り。
大量のグレープフルーツをきれいに洗って皮をむきます。

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グレープフルーツ(これの3倍くらいの量)


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皮をむき、皮と実に分けます


皮は細く切って煮込み、マドレードの具に。
実はジュースを絞って、ジャムに。

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皮を煮込みます


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出荷用に瓶詰めをします


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できたてを味見!


できたての温かいジャムは絶品でした。

ジャム作りのほかにも、食事のあとの食器洗いのお手伝いもしましたが、大量の食器を洗い、すすぎ、ふいて仕舞う作業はとてもスピーディーで、初めてやるのはなかなか大変でした。


食堂の隅にあるテレビではNHKを見ることができ、毎日連続ドラマを見ている人の姿もありました。

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NHKを見る人たち



弓場農場を語る上で欠かせないのが芸術活動です。
食堂にはピアノも置いてあり、男女ともいろいろな年齢の人がピアノを弾く姿を見ることができます。

弓場農場は、旅行者から見ると「農業体験できる場所」にも見えますが、それだけではない大きな特徴があります。
弓場農場の文化について、次のブログで紹介します。

弓場農場のホームページ

kumi;

 


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