アフリカ旅を終えて(治安、移動、マラリア情報など)

2014/08/09

P7171661 240x240 アフリカ旅を終えて(治安、移動、マラリア情報など)7月の1ヶ月間で、南アフリカからケニアまで北上する私たちのアフリカ旅が終わりました。
一般的には南下していく旅人が多い中、私たちの場合、ケニアで参加するツアー(キベラスラム)の日程が決まっていたため、その都合上、南アフリカのケープタウンからケニアのナイロビまで北上するルートになりました。
フライトの金額的には、エジプトかトルコあたりからケニアに入る方が若干安いです。

まわった国は、南アフリカ、ナミビア、ザンビア、マラウイ、タンザニア、ケニアの6ヶ国。
アフリカ旅で感じたこと、治安、移動、マラリアなどについてまとめておきます。

≪町の様子≫

南アフリカ、ナミビア、ザンビアは町も道もきれいで、ここは本当にアフリカなのか!?と驚いたほどでした。
また、特に南アフリカとナミビアではケンタッキー(KFC)が多く、バスで通ったちょっとした町にもありました。
長距離バス移動の際、ガソリンスタンドやKFCに寄り、きれいなトイレが使えて、ありがたかったです。

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KFCにはお世話になりました!


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ナミビア・ヴィントフークの町並み


ところがマラウイに入ると一変、「あぁ、アフリカってこういう感じ!」という風景が広がります。

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首都と思えない素朴な雰囲気のリロングウェ


小さい村にはかろうじて電気は通っているものの、水道は無く、井戸の水をくんでいたり、川の水を運んでいる姿をよく見ました。

タンザニアに入ると、頭にスカーフを巻いた女性をよく見かけるようになりました。
調べてみたら、タンザニアは、キリスト教徒40%、イスラム教徒40%だそう。
お祈りの音楽(コーラン)がよく聞こえてきたのも納得でした。


≪治安≫

●南アフリカ
南米に6ヶ月もいた私たちですが、アフリカの治安に不安があったので、最も凶悪都市と言われるヨハネスブルグは避けました。
飛行機で降り立ったケープタウンは、ヨーロッパとも変わらないような町並みで、特に治安の心配はなさそうでした。
ただし、遅い時間の外出は避けた方がいいと思います。

●ナミビア
首都ヴィントフーク(ウィントフック)も見たところ治安の悪そうな感じはしなかったのですが、宿に泊まっていた人から、実際に強盗などの被害に遭った人がいると話に聞きました。
ただでさえ東洋人が歩いていれば目立ちます。
どんなに節約旅行をしていると言っても、海外からの旅行者がスマートフォンやパソコン、カメラ、現金・クレジットカードを持っていることはみな知っているので、ターゲットになりやすく注意が必要です。

信頼できる宿に泊まり、出かけるときは貴重品は宿に置いて、カバンも持たずに身軽な恰好にしました。
町中の写真を撮りたいなぁ、と思いましたが、iPhoneも宿に置いて出かけるようにしました。

●ケニアのナイロビ
サファリツアーを探すため、日中町を歩きました。
セントラルを歩いている分には特に危険は感じはしなかったものの、実際、銃やナイフを使った強盗などに旅行者が巻き込まれることが多いようです。

ホテルの部屋から裏側の路地が見えたのですが、ごみが多く明らかに人通りも少なかったので、セントラルであってもこういう道は絶対に通らない方がいいな、と思いました。

ナイロビの町は高い建物が多く、発展していましたが、ごちゃごちゃしていて町が汚なかったです。
排気ガスで空気が濁っていてくさいし、あまり長く外にいたいと思いませんでした・・・。

●タンザニア
移動のために、2つの町に1泊ずつしただけですが、ムベアダルエスサラームも、特にバスターミナルの周りは治安がいいとは言えませんでした。
ムベアで、お金をおろすためにATMの場所をホテルの人に尋ねたところ、警備をつけてくれました。
ありがたかったものの、実際それくらい危ないのかもしれません。

幸い、どちらの町でもバスターミナルすぐのところにホテルがあったため、用を済ませたらホテルに戻り、食事もホテルかバスターミナルで済ませました。
*参考ブログ:
マラウイ(ンカタベイ)~タンザニア(ムベヤ)の移動&ムベヤのホテル情報>>
タンザニアからケニアへ、安全&快適に移動するルート>>

●宿の中
南アフリカ・ナミビア・ザンビアでは「バックパッカーズ」と呼ばれるバックパッカー向けの宿が多くあり、そこに泊まりました。
宿の中は平和そうな雰囲気でしたが、念ため、持ち物の管理に気を付けていました。
外出するときと寝るときは必ず、荷物にはチェーンと鍵をつけておくようにしました。

*宿情報のブログ:
ケープタウン宿情報&寿司食べ放題>>
ヴィントフークのステキなバックパッカー宿>>
ナミビアからザンビアへのバス移動&リビングストン宿情報>>

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素敵な雰囲気のバックパッカーズ(ナミビアの宿、カメレオン)


≪ビザ≫

私たちが行った6つの国のうち、ザンビア、タンザニア、ケニアの3ヶ国でビザが必要でした。
いずれも、ひとりUS50ドルかかりました。
顔写真などは必要なく、国境の事務所でその場で発行してもらえます。

なお、タンザニアでは、「タンザニアから出国する航空券」があれば、トランジットビザ(30ドル)を発行してもらえる可能性があります。


≪ATM、キャッシング≫

私たちが行った国では、町中に銀行ATMがあり、VISAカードを使ってキャッシングができました。
ケニアでは、サファリツアーの金額をUSドルで払う必要があります。
手持ちのUSドルが無い場合ケニア・ナイロビの銀行ではUSドルをおろせるところがあるので、旅行会社の人に聞いてみるとよいと思います。

驚いたことに、私たちが利用した銀行では一度に1000ドルをおろすことができました。
一度に300ドルくらいしかおろせないところが多く、そうすると3~4回に分けておろす必要があり、その分手数料もかかってしまうので、このときはまとめておろせてラッキーでした。
(肝心の銀行名を忘れてしまいました・・・)

なお、サファリツアーはケニアシリングに換算しても支払いも可能です。


≪バス移動≫

長く中南米にいた私たちにとって、アフリカの移動は慣れるまでなかなか大変でした。
バスの質が落ち、道も悪くなります。

南アフリカとナミビアでは、intercape(インターケープ)という質の良いバスが走っていますが、値段が高いです。
マラウイ・タンザニアではそういったバスは無く、5列シートが満席、さらに通路に立つ人までいてぎゅうぎゅう状態で、座席もボロボロ・・・。

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物売りの人でいっぱいだった、マラウイのバスの中


また、アフリカでは、車がスピードを出し過ぎないように道にあるボコボコの数がとても多いです。
バスはあまりスピードを落とさずに段差を走ることが多く、座席からお尻が浮くこともしばしば・・・。
せっかく寝ていても、その揺れと衝撃で度々で起きてしまいました。

バスに乗っているとよく見えるその国の国民性。

マラウイに入って衝撃的だったのが、みんなポイポイとゴミを捨てること!
ビニール袋やペットボトルは窓の外へ投げ捨て、フルーツの皮、お菓子の袋などはバスの床に散乱していました。
バスが発車して2~3時間後にはすでに「どうしてこうなった!?」というほど汚い状態に。

そういえば、町中でもゴミ箱を見かけたことは一度もなかったような・・・。
モラルというか民度というか、国が発展する上で、「ゴミを捨てない、または決まったところに捨てる」ということが一人ひとりの習慣になっていくまでにかなりの時間を要するんだろうなと思いました。


≪トイレ≫

南アフリカ・ナミビアなど観光地化されているところでは、トイレはどこもきれいで、紙も流すことができました。
手を拭くためのペーパーやハンドソープも用意されていることが多く、とても快適に利用できました。

マラウイ・タンザニアに入ると、トイレの便座が無いのがふつう、もちろん紙もなく、水も流れないこともしばしば・・・。
あとは、手を洗う水道がないこともあって、トイレのあとに手を洗うという習慣自体がないのかと愕然としました。(ウェットティッシュと消毒液は欠かせないアイテム!)

中南米のバスとは違い、長距離のバスの中にはトイレがなく、その分休憩所によく停車していました。


≪言語≫

南アフリカ、ナミビア、ザンビア、マラウイでは普通に英語が通じます。
タンザニア・ケニアでも公用語に英語が入っていますが、バスの乗客同士の会話などでスワヒリ語を聞く機会が増えたように感じました。
また、町の看板も英語ではない表記で、読めないこともしばしば。
ですが、観光関連の場所では英語が通じるので、スペイン語ばかりだった南米とだいぶ違う印象でした。


≪マラリア・虫刺され対策≫

アフリカ旅で最も不安だったのはマラリア
予防接種はなく、一番の予防は「蚊に刺されないようにする」こと。
とはいえ、気を付けていても刺されてしまうのが蚊・・・。

マラリアの予防薬を買おうと思っていたところ、ナミビアの宿で会った日本人の子がちょうどアフリカを出るタイミングで、残った予防薬をもらいました。
その子はエジプトとスーダンの国境でマラリア予防薬をもらったそうです。

一週間に一度服用するタイプのもので、私たちは夕食の後に服用していましたが、幸い副作用もなく、アフリカに滞在していた期間+アフリカを出たあとも1~2回服用しました。
本来ならアフリカに入る1~2週間前から服用した方がよいようです。

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マラリア予防薬(一週間に1回服用するタイプ)


南アフリカ・ナミビアでは寒いシーズンだったこともあり、ほとんど蚊がいませんでした。
ザンビア、マラウイ、タンザニアでは蚊がいましたが、ベッドに蚊帳がついていて、防虫スプレーも使い、気を付けていました。

ケニア(ナイロビ)は赤道に近いので暑いのかと思っていたら、標高が高いため、とても涼しく蚊もあまりいませんでした。
サファリツアーでも、あまり蚊は気になりませんでした。

それでも1ヶ月の滞在中、何度か蚊に刺されたものの、シーズン的に南半球は冬で蚊が少なかったこともあり、マラリアにはかからずにすみました。


が、私はダニかノミの被害に度々遭いました・・・。

ダニかノミか分からないのですが、ひざ付近に集中して刺され、数日間、汁が出てかさぶたになってはそれが剥がれてまた汁か血が出て・・・の繰り返し。
激しいかゆみも一日に何度かやってきます。
あとも全然消えません。

・・・という症状をネットで検索したら、どうやら「ノミ」があてはまるようです。
動物にも寄生しているらしいので、犬やネコによく近づくのがいけなかったのか・・・。

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こんな足になってしまいました(見苦しくてすいません!)


≪その他雑感≫

●想像していた通り、アフリカのネット環境はあまりよくありませんでした。
バックパッカーズやホテルでも接続が弱く途切れがちで、ネットで調べごとをしたくてもなかなかページが表示されませんでした。
それでも、旅行者が泊まる宿では一応Wi-Fiはあることが多いので、根気よく使っていればつながると思います。
ケニアでは比較的安定してネットが使えました。

●アフリカで意外だったのは、中国人の旅行者がとても多かったこと!
歩いているとほぼ中国人と間違われます。
特にサファリツアーでは、マサイマラ国立公園で見かけた観光客のうち半分くらいが中国人だったほど。

サファリツアーで一緒だった中国人の女の子が言っていたのですが、アフリカ各国は他の国に比べてビザを取るのが簡単なんだそうです。
逆に、他の国のビザを取るには、親の職業、在職証明、預金残高など、たくさんの書類が必要で本当に大変だと話していました。

●テレビCMを見ていておもしろかったのは、南米でもよく見かけた「OMO」というブランドの洗濯用洗剤のCM。
子どもが真っ白いシャツを食べ物で汚してしまい、それをお母さんがきれいに洗ってあげるという、よくあるストーリーでしたが、お母さん、洗濯機ではなく「手洗い」でした。

ケニアは発展しているイメージでしたが、一般家庭ではまだ手洗いのところが多いのかもしれません。

そういえば、マラウイのンカタベイで、ホテルでランドリーサービスを頼んだら、湖で洗っていました
きれいになったけど、若干、生臭かったです。

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湖で洗濯をする女性


1ヶ月間と短い期間でしたがその分凝縮されていて、アフリカ旅はとても思い出深いものになりました。
何より、盗難・強盗にも遭わず、マラリアなどの病気にもかからずに無事に旅を終えられて、本当によかったです。

kumi;

 


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